『ネバーエンディングストーリー』。少年が読んではいけないという本を読み、本の中の世界に飲み込まれていくというファンタジー映画です。

この映画を見た時は、2本立てで、もう一本の映画を見たいがために劇場に足を運びました。その目的の映画は今ひとつで、この『ネバーエンディングストーリー』が始まった時は、子供向けの映画か!とばかりにナメて見ていました。

ところが少年が本を読んでいくうちに引き込まれてゆく自分がわかりました。馬が沼に沈んで行くシーンでは本当に悲しみました。南のお告げの地ではハラハラドキドキ、ラスト前の女王様が『バスチアン』と叫ぶシーンには感動してしまいました。この映画は評価は真っ二つに分かれます。私にとってはこんなに感動した映画は滅多にありません。素直な心で見れば素直に感動できる映画です。