古い映画ですが『天使にラブソングを2』が好きです。

1作目は少し大人の事情の部分が邪魔に感じますが、2作目は子どもの心の成長や友情、挑戦することの素晴らしさなどが繊細に描かれているので小さな子どもが見ても感じるものがあるようです。私もかつては、なかなか勇気が出ないときに自分を励ますために何度も観ました。


今でも悔やまれるのは、こんなに何度も『天使にラブソングを2』を観ておきながら、自分自身が母の価値観を押し付けられたら押し付けられっぱなしのまま大人になってしまったことです。子育てをする中で、私自身が自分の価値観よりも母の価値観を尊重しすぎていることに気付きました。

この映画でローリン・ヒル演じるリタ・ワトソンが母親に自己主張をする姿を自分も見習うべきだったと、大人になってから痛感しています。子育ての中で反面教師として活かして生きたい映画です。